臨床研究を開始している疾患 | 細胞治療専門の動物病院

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臨床研究を開始している疾患

1. 乾性角結膜炎(KCS)

開発Key Opinion Leader:横山 篤司 獣医師(さくら動物病院 院長)

皮下脂肪由来間葉系幹細胞を用いたKCSの新しい治療法の臨床研究を開始しました。

犬のKCSは、涙の量が減少する自己免疫疾患です。目の表面が乾いて結膜や角膜に炎症を起こしやすくなります。
治療は免疫抑制剤の入った眼軟膏や人工涙液の点眼が使用されますが、長期間にわたる管理が必要となります。
また、中にはこれらの治療を行っても十分に効果が得られない場合もあります。

細胞治療を行うことで、従来の治療で改善が十分でない患者のみならず、点眼治療が困難な患者に対しても、細胞のもつ抗炎症・免疫抑制作⽤により、涙の量が増加し症状の改善が期待できます。

KCSについてお悩みの飼い主様及び細胞によるKCSの治療にご興味がある獣医師の方は、当院までご連絡ください。

【お問い合わせ先】
電話番号:045-334-8680
Mailアドレス:center-hospital.help@fujifilm.com

※本研究の実施は当院の他、さくら動物病院においても行っています。
(さくら動物病院HP:http://www.sakura-komoro.jp/

2. 関節炎

開発Key Opinion Leader:田村 勝利 獣医師(愛甲石田動物病院 非常勤獣医師)

皮下脂肪由来間葉系幹細胞を用いた関節炎の臨床研究を開始しました。

犬の関節炎は、関節軟骨や滑膜の損傷による炎症から、痛みや跛行(足をひきずるようにして歩くこと)を引き起こす病気です。
原因はさまざまで、自己免疫の異常による免疫介在性のもの、感染や他の基礎疾患に反応して起こるものなどがあります。
免疫介在性の場合、治療は炎症の緩和、免疫バランスの調整を目的としてステロイドや免疫抑制剤を使用しますが、生涯投与が必要になったり、うまく減らすことが出来ても症状が再発してしまうことも多くあります。

この免疫介在性関節炎に対し細胞のもつ免疫調整作用を利用することで、関節の免疫バランスを整えたり炎症を鎮め、従来の治療薬を減らすことが出来るのではないかと期待されています。

関節炎についてお悩みの飼い主様及び細胞による関節炎の治療にご興味がある獣医師の方は、当院までご連絡ください。

【お問い合わせ先】
電話番号:045-334-8680
Mailアドレス:center-hospital.help@fujifilm.com

※本研究の実施は当院の他、愛甲石田動物病院においても行っています。
(愛甲石田動物病院HP:https://www.aikouishida-ah.com/

3. 慢性腸症(CE)

開発Key Opinion Leader:中島 亘 獣医師(公益財団法人 日本小動物医療センター 消化器科科長)

皮下脂肪由来間葉系幹細胞を用いた治療抵抗性慢性腸症の臨床研究を開始しました。

食欲不振や、嘔吐、下痢といった症状に潜む原因として小腸や大腸の粘膜に原因不明の慢性的な炎症を引き起こしている慢性腸症と呼ばれる病気があります。
多くは、食事療法、抗菌薬、副腎皮質ステロイド剤による治療により症状が改善されますが、一部の症例ではこうした標準治療が奏効せず、致死的な経過を辿ることもあります。

細胞のもつ抗炎症・免疫抑制作⽤を利用することで、従来の治療で効果のない慢性腸症の患者に対しても、腸の炎症を抑え、便の改善や食欲の回復をもたらすのではないかと期待されています。

標準治療での改善が乏しい慢性腸症についてお悩みの飼い主様及び細胞による慢性腸症の治療にご興味がある獣医師の方は、当院までご連絡ください。

【お問い合わせ先】
電話番号:045-334-8680
Mailアドレス:center-hospital.help@fujifilm.com

※本研究の実施は当院の他、公益財団法人 日本小動物医療センターにおいて行っています。
(公益財団法人 日本小動物医療センターHP:http://jsamc.jp/

4. 骨折

開発Key Opinion Leader:上野 弘道 獣医師(日本動物医療センター 院長)

三次元細胞構造体「セルザイク」(富士フイルム株式会社開発)を用いた骨折の新しい治療法「セルザイク骨折治療」の臨床研究を開始しました。

犬の骨折は、手術を行ってから「治癒」と判断されるまで、平均8週間程度の期間を要するとされています。
しかしながら好発犬種である小型犬では、性格的に術後の安静管理を行うことが難しい場合や、骨が細いため手術が物理的に困難である場合などの問題があります。

セルザイク骨折治療とは、幹細胞から長期にわたり生理活性物質が放出することにより、骨形成の促進や、より短い期間での骨折治癒を狙ったものです。

骨折についてお悩みの飼い主様及びセルザイクによる骨折の治療にご興味がある獣医師の方は、当院までご連絡ください。

【お問い合わせ先】
電話番号:045-334-8680
Mailアドレス:center-hospital.help@fujifilm.com

※本研究の実施は当院の他、日本動物医療センターにおいても行っています。
(日本動物医療センターHP:http://jamc.co.jp/
「セルザイクを使⽤する細胞治療」ページ